火曜日, 11月 21, 2006

しおりを使わない読書の効用

今、個人的に楽しんでいるのが、「しおりを使わない読書」。

しおりを使わないで、どうやって本を続けて読むのかというと、ページを記憶するのである。

次回、これを手がかりに読書を再開するが、だいたい前にずれている。

これがいい効果を生む。前の読書タイムの、最後の5分くらいに戻る。このあたりをまた読むことで、「前回までの●●」といったテレビ番組のレビューみたいな感じになる。そうするとつながりが強くなる気がする。

つまり、

しおりを使う読書は、きっちり分断されているという意味で「デジタル」であり、しおりを使わない読書はつながっているので「アナログ(連続性のある)」なのである。これはきっちりつながっているというよりも、テープで貼り付けてつなげるイメージに近い。

なかなかいい発見。

しおりに限らず、普段あたりまえのように使っている道具を使うのをやめてみると、意外な効果が見つかるかもしれない。

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